RADIO PORTFOLIO 3月18日放送分 「AI・アルゴリズム取引と四季報」
■前回放送は、相場の取引が停止するサーキットブレーカ発動からもわかる、歴史的な相場に直面している中でのテクニカル分析・サイクル論などに触れた内容でした。
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RADIO PORTFOLIO 3月11日放送分「サーキットブレーカー発動と日経平均の底」
前回の放送後も数回にわたってサーキットブレイカーが発動。乱高下するアメリカ市場、翻弄される日本市場の相場の中での今回の放送となりました。
冒頭
ピストン西沢「くぁwせdrftgyふじこlp!!」(阿鼻叫喚の叫びからスタート)
hina
「叫びたくなりますよね」
ピストン 「今日はどうでした?」
hina 「はい、日経平均が3年4ヶ月ぶりの17000円割れという」
ピストン 「ヴォーーーーー!!オオーーーーーーー!!」
hina 「毎日がエブリデイじゃなくて、毎日が記念日になっております。」
ピストン 「すごいですよね、毎日の幅が。前にも触れましたが外国人が7割くらい日本の株を買っているということで、ニューヨークと特に連動しているわけで。アメリカに引っ張られてニューヨークが下がった翌日は日経も下がると。」
hina 「そういうパターンが多いですね。アメリカ政府が一兆ドルの経済対策を発表しました。FRBも緊急利下げをしたにも関わらず、売りが売りを呼ぶ展開となっています」
ピストン 「なんででしょうね、これ。材料いいの出てんのに。」
hina 「前にも少し話したことがありますが、AI取引・アルゴリズム取引。ピスちゃんもご存知かと思いますが。」
ピストン 「知ってますよ、アイツら敵ですよ。人間の敵です。AIです。」
hina 「そうです。機械取引ですね。コンピューターシステムによる売買ですから、人間の手で処理しきれない大口の資金を一度に売り買いしてしまうというものです。」
ピストン 「それは個人でやってるんじゃないですよね、きっと」
hina 「そうです。各証券会社や銀行などに組み込まれています。例えば要人発言ですね、トランプさんがなんか言ったよとか、北朝鮮がミサイルを打ったなどのキーワードを感知して、自動で売るようにプログラミングされています。」
ピストン 「株というのは実際に株を持っていなくても、逆に借りて売るというシステムがあって、それがまた悪さするんですよね。持っていないのに売っちゃうから。売った後に安くなって、下で買いなおすとそれで利潤が出るようになっているという。」
hina 「そうですね。ただそんな中で明るいニュースもあって、逆行高といって下げ相場の中で高くなっている株もあるんですね。例えば富士フィルム(銘柄コード:4901)。アビガンというインフルエンザの治療薬がコロナウイルスに対して有効性を確認できました、というニュースで上がっています。」
■その後、hinaは下げ相場の中でもバイオ関連に資金が流れている兆候があったり、3月の株主優待を目的とした買いも入っている事に触れた。
3月に入ってネットの通信料が3割増えたニュースから、巣ごもり消費関連やネット接続会社(インターネットイニシアチブ:3774)などが株価上昇。 アマゾンジャパンの荷物を配送している丸和運輸機関(9090)が買われ、同業のヤマト運輸(9064)・佐川急便(9143)なども動意づいているとのこと。
コロナ騒動の中でも逆行高している企業もあり、やはり情報が重要。
hinaから企業情報を集めた雑誌「四季報」の最新刊を読むと面白いと話があった。
Yahoo !ファイナンスにも「四季報」から引用された情報や「カブタン」から引用された情報などが集約されているので、ぜひ参考にしてみると良いという内容でした。
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【番組情報】 番組名:『GROOVE LINE』内『RADIO PORTFOLIO』
放送日時:毎週水曜 18時05分くらいから